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11月19、20日に宮城県石巻市へ行ってきた時の報告です。
きっかけは「行けば手伝う事はいっぱいありますよ」と石巻工房の方から聞いたこと。
行った日はアメリカの家具メーカー ハーマンミラー社の社員12名が2週間石巻に滞在し、復興プロジェクトを行っている最中でした。家具チームは仮設住宅に必要な家具作りを、デザインチームはカレンダー・ポストカード・モビール・凧作りなどクラフト系ワークショップを行っていました。 私たちが最初にお手伝いしたのは、エイミーさんの凧作りワークショップ。 石巻市内のホームセンターでの材料の買い出しをして、必要な長さに材料をカット…翌日のワークショップのための準備です。関わっていた方とは初対面でしたが、目的が明確なのでこのほうがいいんじゃないか?こうしたら奇麗にできるね…などの意見交換を行いながら準備ができました。
そして、当日。
ワークショップは東北でも最も広いと言われている仮設住宅内の集会所。住民達の交流の場所のため何か準備をしていると自然と子供達や親子が集まってきました。
ワークショップは凧に絵を描くだけではなく、骨組みを組む・凧糸を持ち手に巻くなどの行程が難しいだけに大人も子供も制作に没頭。私が担当した男の子M君は白くて大きい紙を目の前にした途端「自分は絵が苦手だからどうしよう…」と悩んでしまったのです。
その時、ふとM君が身につけていたズボンを見るとチェック模様だったので、それを指しながら「線を描いていくだけでも絵になるよ、このズボンも線の重なりだね」と声をかけました。すると、目をまん丸くして「できそう!」と描き出したのです!描くのが楽しいと思えたようでその後は積極的にいろいろな色で線を描き視認性の高いかっこいい凧が完成!

そして…凧ができた人から集会所近くで走れる場所探し凧上げ開始!ハーマンミラー社の外国人チームも大人も子供も、風を待ち、風を感じ取ったらダッシュ!
凧がうまく上がらないと上がるように凧に加工を加え実験、結果がでなかったら別の方法をやってみるという発想を子供達に持ってもらうプロセスもこの凧づくりワークシップのポイント。
「簡単に終わらないから子供も遊びに飽きていない!」と参加してくださったお母さんが感想をくれたことも印象に残っています。

「風を待った事がある?と子供たちに聞くと「ない」と。「人は待った事があるでしょ?凧を風にのせるためにはいい風を待ってみようよ」というとはじめての経験だからか子供達が笑顔で風を待っていたのはとても印象的でした。

デザイナーが見る「視点」でしょうか?その視点が活かされたように思います。ものづくりでの貢献以外にも、現地の方と交流することでもデザイナーの力は役立たせることができますね。

凧揚げの後には、家具チームが組立てた家具を各家庭に配達する手伝いをしてきました。

今回、1泊2日の滞在の間に2つの活動の補助をしてきました。
どちらも自分たちが発案したり発起させた活動ではありません。他の方の活動のお手伝い。クリエイターは何か自分でプロジェクトを立ち上げないと被災地に行ってはならないというわけではありません。
今回のような補助での関わり方もあります。何か手伝いたいけど被災地との繋がりがなく困っている方は、現地で行われるワークショップの補助からのスタートというのも1つですね。

多くの方が被災地への感心をもち続け、力が集結する事を願います。



| 復興支援 | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0)
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